市谷の杜 本と活字館で行われる企画展のデザインに携わりました。
雑誌ができるまでの工程を一連で見せるビジュアルに。
ハンドアウトも、雑誌に広く用いられる製本と同様、中綴じ製本。
印刷の工程をシンプルなイラストレーションで伝えています。
展示台は、会場の入り口から最奥までつながる、ひと続きのロール紙を模しています。
オフセット印刷の版。
順路を示す矢印。
会場の最奥に設置された、ロール紙の模型。
市谷の杜 本と活字館の企画展「探検!雑誌づくり工場(中とじ編)」は、中綴じ製本の雑誌ができあがるまでの工程を紹介する展示です。メインビジュアルでは、巨大なロール紙「巻取」が様々な機械を通りながら雑誌の形となっていく流れを、一枚絵で表現。そのアイデアを展示空間にも踏襲し、巨大なロール紙を模した什器をたどっていくことで、雑誌が完成するまでの道のりを順を追って読み解いていける構成になっています。
主催:市谷の杜 本と活字館
特別協力:小学館 BE-PAL編集室
協力:DNPメディア・アート、大日本印刷久喜工場
展示デザイン:中沢仁美(シービーケー)
展示グラフィック:荒井胤海
イラストレーション:岡野賢介
映像制作:小島晃(十二月映画社)
映像撮影:田中信久(鎹)
スチール撮影:高井潤(PHOTO COMPANY)
記録写真:松下穂香(p.1–5)、白石和弘(p.6–11)