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市谷の杜 本と活字館で行われた企画展のデザインに携わりました。
イラストレーションは、本を解体する現場をモチーフにしています。
イラストレーションを展示空間にも展開。
パネルやキャプションは、書籍の本文用紙を思わせるクリーム色で統一。
注目ポイントを指し示す矢印サインも制作。
企画展「100年くらい前の本づくり」は、印刷・製本の技術が海外から伝わった明治初期から、製本が機械化する昭和初期までの本を解体し、その製本方法を見ていく展示です。専門家によって実際に本が解体されていく様子から着想を得て、小人が本を解体する現場をイラストで表現。それらを、告知物や展示空間にも展開していきました。
主催:市谷の杜 本と活字館
監修:木戸雄一(大妻女子大学文学部教授)
解体・製本協力:岡本幸治
(製本家・書籍修復家/アトリエ・ド・クレ)
繊維分析協力:宍倉佐敏
(繊維分析研究者/宍倉ペーパー・ラボ)
古書製本再現:恩田則保(恩田製本所)
展示デザイン:中沢仁美(株式会社シービーケー)
展示グラフィック:荒井胤海
イラストレーション:岡野賢介
図版撮影:川並京介
記録写真:松下穂香(p.1–4)、白石和弘(p.5–10)